SCENE II

ASKA( 飛鳥涼 ) SCENE II歌詞
1.はじまりはいつも雨

作詞:飛鳥涼
作曲:飛鳥涼

君に逢う日は 不思議なくらい
雨が多くて

水のトンネル くぐるみたいで
しあわせになる

君を愛する度に 愛じゃ足りない気がしてた
君を連れ出す度に 雨が包んだ

君の名前は 優しさくらい
よくあるけれど

呼べば素敵な とても素敵な
名前と気づいた

僕は上手に君を 愛してるかい 愛せてるかい
誰よりも 誰よりも

今夜君のこと誘うから 空を見てた
はじまりはいつも雨 星をよけて

君の景色を 語れるくらい
抱きしめ合って

愛の部品も そろわないのに
ひとつになった

君は本当に僕を 愛してるかい 愛せてるかい
誰よりも 誰よりも

わけもなく君が 消えそうな気持ちになる
失くした恋達の 足跡(あと)をつけて

今夜君のこと誘うから 空を見てた
はじまりはいつも雨

星をよけて ふたり 星をよけて


2.けれど空は青~close friend~

作詞:飛鳥涼
作曲:飛鳥涼

たいした事じゃないさ そんなこと
うまく角を折れても 扉ばかりさ

本当はお前の影が 眩しかったよ
戦いの顔をして 前を歩いてただけさ

お前のせいさ 振り向けないのは

長い嵐の夜が お前の胸の中にある
もしも涙で瞼閉じても けれど空は 空は青

今でも不思議に夏が 終わらない
アクセルを踏み込めば あの日のままさ

お前の傷の深さを 知っていたよ
1/2の痛み 感じ合ってたつもりさ

確かめるより 解り合っていた

長い嵐の夜が お前の胸の中にある
もしも涙で地図が濡れても けれど空は 空は青

残らずに残さずに
心のあるままに 向くままに
信じれば 信じれば いつもの空

手も振らずに別れた 思い出色した夢たち
もしも涙で色が消えても
けれど空は 空は青


3.Love is alive

作詞:飛鳥涼
作曲:飛鳥涼

叶えられない 胸の奥の願い事や
夢の香りに抱かれても

歩き出せない 涙色のカナリアたち
恋の分だけ知っている

いつも傷つかないように歌ってる
心の何処かで 先回りばかりしている

Love is alive
感じ合えれば近くなる きっとそうだよ

Love is alive ふたり壊れても
愛したことに過ちはない ずっと

どんな恋でも まるで服をたたむような
そんな終わりはやめようね

伝えきれない 愛の言葉さがすより
側に居たいと言えばいい

いつも逃げ出さないように抱いていた
心の不安が 愛の羽根を見つめてた

Love is alive
感じ合えれば近くなる きっとそうだよ

Love is alive ふたり離れても
星の時計に包まれるから ずっと

触れるそばから輝き出す
幼子の顔で待ってる 忘れもの

Love is alive
感じ合えれば近くなる きっとそうだよ

Love is alive ふたり離れても

Love is alive
感じ合えれば近くなる きっとそうだよ

Love is alive ふたり壊れても
愛したことに過ちはない Love is alive


4.DAYS OF DREAM

作詞:飛鳥涼
作曲:飛鳥涼

名前は先に入れたよ
テーブルの上で君の残したワイン 朝の鐘に揺れていた

シーツにくるまる君は
夕べの強さをなくしかけてるようで なんだか言葉なくした

いつでも君と 寄り添いあえれば
温もりがそのまま 愛のようだった

もう終わりだね 別れてもいいよね
ずいぶんがんばったよね
ふたりは薄い氷の上を 何度もよけたけど

いつしか年をとっても
君と出逢ったら僕はすぐに想うよ 君は僕のものだった

僕らはやっと子猫を
つかまえた時の子供たちのような顔で 愛を抱いてた

今日から僕は 君の胸の中で
どんな色で残る 苦しみなのか

もう終わりだね 別れてもいいよね
ずいぶんがんばったよね
ふたりは薄い氷の上を ここまで歩いたけど

君が名前を書く前に 夢から覚めたいけど
夢から覚めたいけど


5.恋

作詞:飛鳥涼
作曲:飛鳥涼

なりそこないの 夢をつまんで
いい人だよと 聞かせる夜

いくたび胸を 苦しめたなら
あなたの用は すみますか

愛すれど 遠くなる人
待ち侘びながら

月夜を下る 舟の切なさで
守るしかない

あなた次第の 恋
行方知れずの 恋

すべてすべてを 知りたがるから
恋する女は 哀しいね

約束さえも 成り行きまかせ
強い女に 見えますか

愛すれど 遠くなる人
待ち侘びながら

季節を過ぎた 花のはかなさは
どうしようもない

呼び戻せない 恋
帰りたくない 恋

愛しながら 覚えた淋しさだから
誰より 幸福だもの

愛すれど 遠くなる人
待ち侘びながら

季節を過ぎた 花のはかなさは
どうしようもない

呼び戻せない 恋
帰りたくない 恋

あなた次第の 恋
行方知れずの 恋


6.都会の空

作詞:飛鳥涼
作曲:飛鳥涼

人は憧れの矢を
いつしか背中に忍ばせて
遠い夢に狙い定めて
放つことを 覚えたという

高い高い空が見えますか
この空は何処まで
ある日都会で 一人の女が
行き止まりの 空を見た

こんなもんだね こんなもんだねと
微笑む顔を
両手に隠す 両手に隠す

もうこんな想いは ごめんだと
噂話の横を 通りぬけた

だけど
やさしい 人の声には
淋しい心が
耳を すましてしまう

人の心と 都会の空を
信じるおひとよし
雨に打たれて 落ちた化粧で
まだ 人を待つつもり

誰が名付けたのか 花言葉
信じる 迷い人
装い疲れ辿り着いたら
散る花びらもない

こんなもんだね こんなもんだね
微笑む顔を
両手に隠す 両手に隠す

都会の空を 見上げれば
何もかもが ただのひとりよがり

だけど 甘い夢に惑わされて
他愛もない憧れが
また湧き上がる


7.風の住む町

作詞:飛鳥涼
作曲:飛鳥涼

キャッチコピーで 飾られてる街の中で
すれ違うのは 無国籍の人ばかりで
俺の瞳も同じ色をしてた
何処までが 本当の俺なのか

電車のホーム 手を振る向こう岸の俺
右と左へちぎれるように 微笑み残して
誰のもとに急ぐのか
退屈な夜を俺にあずけて

もう夢でしか たどれないかな
ジグザグの頃
もう夢でしか 捜せないかな
俺の住む町

Ah はみ出しては Ah こぼれ落ちた寒さに
温もりを見てた

ドアを開ければ いつも季節が違ってた
空は何度も 近くなったり離れたり
誰を恋しがりながら
足跡は壊れかけてるのか

もう夢でしか たどれないかな
ジグザグの頃
もう夢でしか 語れないかな
風の住む町

Ah とり出しては Ah 泣けそうな夜の隅で
抱きしめ合いたい

もう夢でしか たどれないかな
ジグザグの頃
もう夢でしか 捜せないかな
俺の住む町

もう夢でしか たどれないかな
ジグザグの頃
もう夢でしか 語れないかな
風の住む町

Ah とり出しては Ah 泣けそうな夜の隅で
抱きしめ合いたい
抱きしめ合いたい


8.PLEASE

作詞:飛鳥涼
作曲:飛鳥涼

神様を信じてる
ほんの少し想うよ

夢の途中でくれた
大切な愛の話

宝物はいつでも 壊されそうで怖い
守ることを 忘れぬよう

もしも僕達が やさしさ失くせば
今度ばかりは 神様 あなたのミステイク

Oh Please Oh Please Oh Please

背中の羽根をそっと 風の中であずけて
確かめたら歩こう 愛と勇気と希望と

懐かしそうに夢を 語る時間じゃないよ
星はいつも 朝のために

愛を投げましょう 夜を止めましょう
未来の鍵は 神様 あなたのエスコート

Oh Please Oh Please Oh Please

こわれるほど誰かを 抱き締めつづけたいな
どんな時代がきても 人は愛を生みつづける

愛を投げましょう 夜を止めましょう
未来の鍵は 神様 あなたのエスコート

もしも僕達が やさしさ失くせば
今度ばかりは 神様 あなたのミステイク

愛を投げましょう 夜を止めましょう
未来の鍵は 神様 あなたのエスコート

もしも僕達が やさしさ失くせば
今度ばかりは 神様 あなたのミステイク

Oh Please Oh Please Oh Please
Oh Please Oh Please Oh Please


9.君が愛を語れ

作詞:飛鳥涼
作曲:飛鳥涼

これから僕等は どうなっちゃうんだろう
なんだか大事なこと 伝えられて来たけど

これから僕等は どうなっちゃうんだろう
言葉じゃ愛ばかりを 唱え合って来たけど
聞きとれない愛の歌ばかり 聞かされてた

君のそばで 今日も明日も
君を抱いて いつも眠ろう

すべてが時計回りの中
はじき出された夢の破片で
もしも僕が倒れたならば

君が愛を語れ

僕のこといつも 歩かせてたのは
やっぱり歌じゃなくて 君だったと思う

どうしょうもないくらいの 情けないくらいの
小さな自分のこと 誰もが知った朝

やりきれない愛の歌ばかり 流れていた

君のそばで 今日も明日も
君を抱いて いつも眠ろう

キスをするような気持ちでいい
心の勇気殴りつけて
もしも僕が倒れたならば

君が愛を語れ

誰の胸の中を 通りぬけて行くの
僕等はいつだって 誰の? 誰の?

君のそばで 今日も明日も
君を抱いて いつも眠ろう

いつか寒い五線紙の中
動けなくなる未来を見て
もしも君が倒れたならば

愛が愛を語れ


10.止まった時計

作詞:飛鳥涼
作曲:飛鳥涼

どんな思いで さよなら告げたのか
忘れたわけじゃ まさか ないでしょうに

あなたはいつも 自由な人だけど
無邪気がすぎて とてもひどい人

消えたあの日の 悲しみだからこそ
大切な人なのに

振り向かないで 生きて行こうよ
きっと きっと 繰り返すばかりだもの
あなたとわたしは

今の彼はね 少しあなたに似て
わがままだけど 側に居てくれる人

止まった時計 胸の隅で揺れた
手を添えながら 止めた

そんな瞳をして 黙らないでよ
ずっと ずっと いちばん想い出の人

振り向かないで 生きて行こうよ
きっと きっと 繰り返すばかりだもの

あなたとわたしは

あなたとわたしは